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白布遊人とは

“歴史・自然・人”白布温泉を象徴する3つのキーワード。
「遊人」は、その中の「人」にスポットをあてたプロジェクトです。

白布温泉は700年以上続く歴史があり、家族や白布に住む人また、

白布に携わる人々がいて長きに渡って続いてきました。
「人」を伝える事で「地域の魅力」を知っていただき

新たな「白布ファン」を増やしていくきっかけになる。

つまり「遊人」=「友人」を目指します!

天元台高原で始まった「eMTB体験」高原を走ってみませんか?

山形県米沢市出身。高校生の頃小野川温泉内にある旅館でアルバイト経験、サービス業の楽しさに気づく。卒業後「天元台高原」に就職。現在常務取締役を務める。趣味は孫を眺めることと、ビールをおいしく飲むためのバドミントン。「天元台の太田さん」という愛称で親しまれている。

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太田 幸男
Sachio Oota
株式会社 天元台

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「空気の温度や質感が変化する、特別な場所があるんです。」

新たなことを成し遂げる仲間とこれからの未来に期待

 健康診断の結果で血圧の高さに指摘をうけた、太田幸男さん。担当医の見解によれば、天元台高原の気圧が関係しているのではとのこと。「長年標高1300mの場所にいますから。市内に降りたらそうなりますよね。今じゃ上にいる方が安心します」と笑いました。昭和63年に宿泊施設アルブ天元台が建設され、その翌年に就職したという太田さん。スキーシーズンが終わると、先輩に連れられ県外の学校や施設に訪問し、冬季利用の団体誘致をしていたそうです。「雪の量が多く質も良い。冬、11月頃から5月の連休まで、間違いなくスキーが滑れるのが強味でした。しかし近年では、12月にやっと雪が降るという感じです。強風の日にはロープウエイを運転できないことも。暖冬なんですかね」。日本のスキー技術指導の先進地としても知られる一方、様々なスキー大会の開催場所に選ばれ、太田さんは特に平成22年に開催された全日本グラススキー大会、高円宮碑グラススキージャパンオープンが強く記憶に残っているそうです。「白布温泉の皆さんと協力し誘致できた思い出深い大会です。レセプションでは地元小学生が歓迎の歌を歌ってくれるなど、地域全体が盛り上がりました」。そして再び動きだした西吾妻山、天元台高原、白布温泉が一緒に取り組む「リボーンプロジェクト」。「ワークショップでこの先のことを皆で考え、ロードマップを作って。新しいことを成し遂げる仲間がいて、この先もずっと人々と交流を続けていけたらと思うと、わくわくしますね」。

訪れるほどに特別な白布温泉、天元台高原

 天元台高原を登っていると、ふと空気の温度や肌に触れる質感が変化する場所に出合うとか。「きっと気圧の変わり目だと思うのですが。気が良い方向に変わる場所のようにも感じられ、ちょっと特別なんです」。登った人にしか分からないその感覚をぜひ知ってほしいそうです」。

また、ラーメン王国山形には様々な人気ラーメンがあり、中でも太田さんはチャーシュー麺が好きとのこと。「どの店でもほぼそれしか頼みません。でも白布温泉内にある吾妻軒だけは、ラーメン大盛りを注文。するとチャーシュー多めで大満足のラーメンが出てくるんです。これは秘密ですよ」。また、米沢牛の焼肉が食べられる民宿白布屋や、希少な日本酒も扱う米沢・白布かもしかやもお気に入りのお店。「白布には、上杉景勝が鉄砲師を招き、火縄銃を製造させていた歴史があります。非常に辛い仕事と言われていますが、職人が逃げずに居続けられたのは、温泉や地域の魅力があったからだと思うんです。現代も、もっとお客様に注目してもらえる場所になりたいですね」。

行楽・観光地とて、

職場として。

さらなる魅力づくりを

 雨の日。お客様がいない夏の天元台高原には、ゲレンデで下刈りをするスタッフの姿がありました。「昔は下刈りしなくてもゲレンデにたくさんの雪が積もって沈むので問題ありませんでした。しかし積雪の少ない近年は、地面と雪との間に空間があると、なかなか滑走できないばかりか、早く雪が解けてしまうのです」。YouTubeで下刈りや刈刃の研ぎ方を勉強。技術を磨きゲレンデの整備に力をいれています。「市内から春に見えていた白馬の騎士も、木々が伸びて頭が茶色になってきていました。シンボルでもありますから、きれいにしていきたいです」。  

 今太田さんには不安と期待を抱えていました。それは冬の天元台に雪が積もること、そして若い社員が入社してくれること。「現在社員を募集しているのですが、なかなかかないません。土日が仕事だからでしょうか」。運営するうえで重要な機械技術は身に付けることが難しく、長年の引継ぎが必要です。職場として注目してもらうためにも、観光地としてさらなる魅力を上げていかなければいけないと考えているそうです。「天元台高原にはこれまで、地域の方からサークル活動を行う方、行楽や行事で訪れてくださる方、社員や他企業の方、たくさんの人々が携わってくださり、本当に感謝しています。この先もずっと訪れていただき、白布天元台の魅力を一緒に探し楽しんでほしいです」。

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SHIRABU YUJIN

宮本 靖
Yasushi Miyamoto
そば処 吾妻軒

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奥様恵美さんとツーショット

とても仲良しなご夫婦です。

山形県米沢市出身。高校卒業後、宮城調理師専門学校に進学。洋食喫茶店でアルバイトも。23歳での帰郷時はロン毛と髭という、元Jリーガーラモス瑠偉のような風貌で、周囲を驚かせた。吾妻軒3代目として調理する傍ら、天元台×白布リボーン協議会の観光用電動アシスト付きマウンテンバイク(eMTB)運用に期待している。

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「白布唯一の食堂だから。人々の拠点になれたらいいですね」

白布唯一の食堂だから。人々の拠点になれたらいいですね

おいしいものを届けるために、一つひとつ丁寧に。これは昭和30年創業の吾妻軒、3代目 宮本靖さんのこだわりです。吾妻軒では西吾妻山の麓から湧き出る豊富な伏流水を用いて作った自家製の蕎麦とラーメン、スープやそばつゆが自慢です。春には地元山菜が乗った「山菜ざる」「山菜ラーメン」が、夏にはニシンと素揚げした地元の夏野菜が美味しい「夏そば」、秋には早稲沢の高原大根の千切りをたっぷり使用した「白猿そば」、冬には土鍋で食べる熱々の「白布ラーメン」が人気です。『今年も食べたい』と喜んでいただけると嬉しいですね。

静けさが心地よい白布の四季と光 

 お店のメニューで白布の自然と郷土を表現する宮本さん。日々白布で暮らす中で、雄大な自然の静けさが何より心地良いとお気に入りです。「朝、窓いっぱいに差し込む光も、夕暮れに真っ赤にそまる空も。時間によって異なる光が、白布の魅力を引き立てているように思えます。真っ白な雪の季節もいいですね。ぜひ皆さんにも白布の静けさを体感し、癒されてほしいです」。また吾妻軒は、白布温泉街唯一の食堂。地元の方からお仕事で移動中の人、観光客など様々な方が訪れるそうです。「吾妻軒ではお昼をメインに皆さんに提供しているのですが、ふと立ち寄り休めるスポットが白布にはありません。現在コーヒーの提供をしているものの、知らない方も多いはず。コロナ禍が収まったらティータイムを設け、何か甘いモノをメニューに加え、皆さんに生活や仕事、観光の拠点にしてもらえるようなお店作りをしてみたいです」。息子さんも大きくなり、いつか後を継いで一緒に働けたらといいな、と夢を語っていただきました。

電動アシスト付きマウンテンバイクの登場

 「運動して体を動かしたいな」と宮本さん。子育てもひと段落し、時間ができたことを友人に告げると、一緒にゴルフをすることに。「20数年ぶり。道具はこれからですが、わくわくしています」。また、もう一つの楽しみが白布の観光を盛り上げる「eMTB(電動アシスト付きマウンテンバイク)」の運用。これまで乗った経験がなく「とんでもないものがやってきた」と驚いたそう。「白布の坂道をマウンテンバイクで駆け上がる本格的な方はいます。でも50半ばの自分はどうだろう?と。しかし実際に乗ってびっくり。試験的に天元台まで登ってみると、運動不足の自分ですらスムーズに頂上へ。ロープウエイとは異なる景色と、体で感じる風が感動的でした」。天元台では7月から、白布温泉内では8月からの運用を目標に、安全性を確保した上でレンタルの運用企画を進めているそうです(詳しくはホームページをご覧ください)。地元の方も初めて見る、eMTBとの白布の風景。さらなる魅力が発見できそうです。

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[ 2021 summer ]

VOL.01

CONTENTS

●湯滝の宿 西屋 遠藤友紀雄

 「お湯 宿 人々未来へ開こう」

  • 命を体感する白布の自然

  • 音楽が好き。次なる音を待ちわびて

  • 目指すのは「笑顔」。子どもたちの未来を明るいものに

●新高湯温泉 吾妻屋旅館 安部直人

 「長寿と繁栄を」

  • エンタープライズ号で美しき白布高湯の宇宙へ

  • 見て、聞いて、体感湧き出す温泉の恵

  • 心安らぎ、背中を押す「基地」の存在

●表紙

開湯700年。歴史の始まりとも言える「白布源泉」の場で表紙の撮影が行われました。白布温泉街を盛り上げていく方々が一同に集い、創刊号にふさわしい最高のスタートをきることができました。

白布遊人VOL.1

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