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白布遊人とは

“歴史・自然・人”白布温泉を象徴する3つのキーワード。
「遊人」は、その中の「人」にスポットをあてたプロジェクトです。

白布温泉は700年以上続く歴史があり、家族や白布に住む人また、

白布に携わる人々がいて長きに渡って続いてきました。
「人」を伝える事で「地域の魅力」を知っていただき

新たな「白布ファン」を増やしていくきっかけになる。

つまり「遊人」=「友人」を目指します!

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愛犬のミコちゃんと一緒に。毎日のお散歩は宍戸さん担当。雪が大好きで、冬になると真っ白な雪の上を駆け回る。

山形県米沢市出身。高校卒業後大学に進学、ホテル専門学校を経て24歳で帰郷。開湯1312年の白布温泉東屋39代目。車(特にバス)の運転や愛犬との散歩が最近の楽しみ。天元台×白布リボーン協議会では源泉水源の改修計画を担当、現地調査を行い今後の進め方を検討している。

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宍戸 紘次郎
Koujirou Shishido
白布温泉 東屋

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天元台・白布エリアがいつも笑顔に溢れ、活気に満ちた場所に

暮らす人、訪れる人を魅了する白布の四季の移ろい。

 「白布の四季が好き。春、新緑と一言で言っても、淡い緑から濃い緑へ刻々と変化していく様子はとても豊かです。言葉だけでは伝えきれない、いくつもの感動があります」。白布温泉 東屋 宍戸紘次郎さんが教えてくれました。進学のため米沢を離れ、帰郷し19年。今年は学生以来なかなか楽しめていなかったスキーに挑戦したいと考えているそうです。「天元台高原はすぐそこ。子どもの頃から冬になると時間があればとにかくスキーに出かけていました。天気がいいとワクワクして。2時間程度滑ったら帰り道は、遊歩道や、今は閉鎖されているインターハイコースを滑って、当館の駐車場に。本当に気持ちが良かった」。パウダースノーで人気の天元台高原。同じく気温の低い白布地域でも天候条件が揃うと、ダイヤモンドダストや大きな雪の結晶が見られるそうです。「昔はそれが当たり前だと思っていましたが、妻が驚き写真を撮る姿や、愛犬が喜びはしゃぐ様子を見て、特別な冬を知りもっと好きになりました。今度は娘にもスキーを教えてあげたいです」。

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地域に根付く、湯治と自然や生き物との共存

 白布温泉は古くから湯治場として多くの人が訪れており、東屋の浴場からつながる苔むした石段の先にある「薬師如来尊堂」がその歴史を見守っています。宍戸さんは開湯から先祖達が守り継いできた歴史の重みを感じながら日々手を合わせ、身の引きしまる思いがするそうです。

「お客様には癒しのひと時を提供したい。常連の方には帰ってきたかのような、あたたかさを。初めての方にも親しみを感じていただける対応を。誰もが笑顔になれる〝ありがとう″という気持ち、言葉は欠かせませんね」。

 また宍戸さんは自然や生き物との共存も大切に考えています。白布地域には猿、リス、イタチ、狸、カモシカなどたくさんの動物が。雪が降ればかわいい足跡から、訪れた形跡を知ることも。「天気の良い日に道路脇で毛づくろいし合う猿や、雪の朝にはカモシカや兎の足跡なども見られます。群れで見かける猿も、こちらが何もしなければ襲ってくることはないのです。それぞれの生き物との距離感と自らの行動をわきまえ、ずっと一緒に生きていきたいと願っています」。道路脇で毛づくろいする猿や、電線を器用に渡る猿など、訪れる毎に身近に感じる動物達の営みは、白布の魅力のひとつです。

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しっかり者の奥様 若女将の瑞穂さんとってもお似合いのご夫婦です!

「温泉」と「水」を守り、届ける使命

 宍戸さんの白布自慢は豊富な湯量。「海抜900mの高地から毎分1500ℓもの温泉が、天然自噴しているんです。温泉はもちろん、当館の名物である打たせ湯からは、その魅力を体感することができますよ」。溢れたお湯は、冬期の除雪にも利用されていました。「開湯700年以上、これまで様々な震災があっても変わらずお湯が湧き出していました。私たちは温泉の恵に生かされています。」。天元台×白布リボーン協議会では「源泉水源の改修計画」を担当する宍戸さん。30年前に整備され、今も白布温泉郷の源、防火水となっている源泉水源は、老朽化が進み改修が望まれています。しかし山の奥地にあり、重機を入れることもできない危険箇所。現地調査を行い今後どう進めていくか、頭を悩ませているそうです。「温泉と水は私たちにとって命。これからもお客様に気持ちよく入浴いただけるよう、守り届けていきます」。

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SHIRABU YUJIN

遠藤 秀平
Syuuhei Endou

中屋別館 不動閣

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奥様美幸さんweb編集担当!

​仲良し夫婦で頑張ります!

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山形県米沢市出身。高校卒業後大学に進学し、就職。退社後県外の旅館で修行し、30歳で帰郷。創業1312年の中屋 28代目。白布リボーン協議会では事務局長を務めながら、湯車プロジェクトの設置運営も担当。地域の前世代と後世代が名を成すような「頼れる中継ぎ」になりたいと努
力している。

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700年も前から、絶えず湧出する温泉。そのスケール感

壊れる車ほどカワイイ?イタフラ車の粋に惹かれ

 愛車のシトロエンが遂に致命的な故障となり、新たなシトロエンに乗り換えたばかりという遠藤秀平さん。イタフラ車のかっこよさに惹かれ、これまでに乗った車もそれぞれの癖を楽しみ、修理をしながら愛着を持って乗りこなしてきました。「車の歴史を遡れば日本はまだ百数十年。世界、フランスでは200年以上前に自動車が生まれて。そう考えると、自動車はヨーロッパがルーツの文化なのかなと思うのです」。そもそも物心つく頃には、車に夢中になっていたという遠藤さん。旅館に訪れる車に憧れ眺めるうち、小学生でリア部分を見るだけで車種が分かるようになっていたそうです。「雑誌やカタログを眺めたり、本で歴史を調べたり。興味深いことばかりですよね。日々いろんな車に出会え、旅館の息子に生まれて良かったなって思っていました」。今ではお客様とのコミュニケーションの一つに。車好きのツボを抑えながら、おしゃべりに花を咲かせています。

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誰かの想いを深め繋げる、種まき

 中屋別館 不動閣のお庭にある池を覗いてみると、中には鯉ではない魚が悠々と泳いでいます。立札にはニジマスとイワナの表記が。「なぜここに川魚?」疑問を抱きつつ、どれがニジマスで、どれがイワナなのかついつい見入ってしまいました。「旅館に来ると時間の余裕ができますよね。そこでお客様が何か〝考え″〝深入り″できるような要素を少しずつ用意しているんです。それが当館に興味を持つきっかけにもなってもらえたらうれしいですね」と遠藤さん。売店には米沢の特産やお土産品、お酒のほか、旅館のイメージにあったレトロなデザインのオシャレな雑貨が並んでいました。「お客様はのんびり眺めて行かれます。決してここで買っていただかなくていいんです。懐かしく思って楽しんでもらえたら」。また、お風呂へと続く廊下には、昔使用されていた初期型のスキーの展示も。「当館には山登りやスノーレジャーを目的に訪れるお客様が多くいらっしゃいます。白布エリアの楽しみをもっとお伝えできたらといろいろ検討しているんです」。長く人々に親しまれている、白布・天元台、そして温泉に宿、そんな想いにそっと触れているような居心地の良さがありました。

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悠久の時を白布で体感

 700年以上前から脈々と湧出し続けている、白布温泉の源泉。自然が持つスケールの大きさに身を置くことができるのも、魅力の一つだと遠藤さんは言います。「例えば私たちは100年生きるとして。白布温泉はすでに700年も湧き続けている。800年、いや1000年、まだまだ湧き続けるかもしれません。100年のうちの1秒と、1000年のうちの1秒では、時間の概念が違うように思えます。ここに訪れ体感できる悠久感こそが、ここにしかない“白布じかん”なのかた、と」。

令和3年12月、中屋本館跡地に直径5mの湯車が登場します。「長らく白布温泉は、東屋、中屋、西屋3軒の茅葺屋根が並んだ様子が特徴的で、人々のイメージとなっていました。平成12年、中屋本館から出火し東屋と中屋は消失。あの日以来感傷的な気持ちは変わりません。しかしその事実も含め、白布の歴史を感じてもらえるよう、中屋本館跡地に湯車を設置します」。跡地には300年以上前に積まれたであろう基礎の石垣も残されていました。大きな湯車を回すのは、豊富な温泉。真っ白な湯煙を漂わせ、訪れる人々の憩いの場所となっていくことでしょう。

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[ 2021 Autumn ]

VOL.02

CONTENTS

●(株)天元台 太田幸男

 「仕事は楽しく一生懸命」

空気の温度や質感が変化する、特別な場所があるんです

  • 新たなことを成し遂げる仲間とこれからの未来に期待

  • 訪れるほどに特別な白布温泉、天元台高原

  • 行楽・観光地とて、職場として。さらなる魅力づくりを

●そば処 吾妻軒 宮本靖

 「なんとかなすさ!!」

白布唯一の食堂だから。人々の拠点になれたらいいですね

  • 白布唯一の食堂だから。人々の拠点になれたらいいですね

  • 静けさが心地よい白布の四季と光 

  • 電動アシスト付きマウンテンバイクの登場

●表紙

2021年3月に完全閉校となった「米沢市立関小学校 白布高湯分校」。解体される前にと、一日だけ小学生に戻ったかの様にこの跡地へ集い、表紙の撮影が行われました。

白布遊人VOL.2

(PDF形式)

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[ 2021 summer ]

VOL.01

CONTENTS

●湯滝の宿 西屋 遠藤友紀雄

 「お湯 宿 人々未来へ開こう」

  • 命を体感する白布の自然

  • 音楽が好き。次なる音を待ちわびて

  • 目指すのは「笑顔」。子どもたちの未来を明るいものに

●新高湯温泉 吾妻屋旅館 安部直人

 「長寿と繁栄を」

  • エンタープライズ号で美しき白布高湯の宇宙へ

  • 見て、聞いて、体感湧き出す温泉の恵

  • 心安らぎ、背中を押す「基地」の存在

●表紙

開湯700年。歴史の始まりとも言える「白布源泉」の場で表紙の撮影が行われました。白布温泉街を盛り上げていく方々が一同に集い、創刊号にふさわしい最高のスタートをきることができました。

白布遊人VOL.1

(PDF形式)